月曜日

学会が土曜、日曜とあった。夜も含めて、色々な話を見聞きした。初日は領域11に全くいかずに他分野で座っていた。(もう少し元気ならコメントしたのだが、おとなしく座っていた。)某分野で自分の研究ゼロの講演があったが、あぁいうのに大らかでいいのかな。僕が司会なら、そんな状態で発表するな、と言うだろうな。他分野だからと遠慮する必要はないのだが、その分野なりの文化もあるだろうし、、と黙っていた。

2日目の午前は、講演にはいかずに議論等。午後は、自分の発表は、10分発表の難しさを味わった。どうも僕は時計をきっちりあわせるのが不得手でうまくいったりいかなかったりバラバラ。10分とか20分講演なら大変難しい。60分とか90分なら構成をしっかりしておくと時間調整をしながら講演できるが、10分一本勝負だと本番でのペース配分が狂うと苦しい。(先端拠点事業のときの文科省でのヒアリングは相当時間練習をして推敲をして調整したが、最後まで時計が一定せず、本番では早めになってしまった。)7分の内容で準備してゆったり喋る路線が安全なのだろうけど、今回のように式を見せたいときは、10分きっちり使う路線の方がいいから、そっちで勝負したが、うまくいかなかった。

それに対し、伊丹くんの発表(大偏差理論によるストークス抵抗の導出)は素晴らしかった。プレゼン上改善したらよりいい点がいくつかはあったが、内容もバランスも表現も高かった。ただ、短く答えるべき質問には短く答えるべきだった。質問時間も限られているので、本質的でないやりとりで時間を浪費するのは勿体ない。講演が良かっただけに。。

芳賀君の発表(3次元系でのquasi-long range order)は講演も質疑応答もいつも通りの完全さかな。KTのような渦対の乖離という描像だとして3次元系でどうなっているのか?という僕が最初に気になった質問は誰からもでなかったな。あとは全てもっともな質問で想定していたものばかりだった。(何が起こっているのか僕はよく理解していない。理論的な王道はあるけれど、それでどこまでいけるのかは分からない。ちょっと真正面すぎて、僕の課題にはなりにくいかなぁ。)

小林さんから立ち話では聞いていた高橋さんの発表は、正直、べきのレンジも長くないし、精度が足りているのかどうかよくわからない。DPもどき(?)かもしれない。どうもDP にしろ、コルモゴロフ乱流にしろ、理解の仕方をつくりなおさないといけない気がしている。

月曜日は午後には京都に帰ってきて、主に主任業関係でバタバタ。(学位記伝達式に出席するために帰ってきたのだが、それがなくてもかえってくるべきだった。)夜は先端拠点事業関係でバタバタ。他の仕事がいくつか残っているが、明日になってしまった。中々辛い。