月曜日

下手くそな計算をおたおたしていた。朝の電車で自分のミスの出所が分かったが、それを直しても昨年のと一致しない。似ているが微妙に違っている。(そういえば、似ているが微妙に違っているのは色々ある。ズバーレフもそう。森先生のも大域的線形応答領域を離れるとそう。ほとんど全ての人は気にしていないが、昨年、僕は正しい式を出したと思ったので、それはちゃんと確認をとって、それらの間違いは抑えていたのだった。)帰りの電車でまたひとつミスをみつけ、帰宅後に、決定的な勘違いを見つけた。

要するに、何が何の関数と考えるのか、という意識の徹底がされておらず、何となくでやっていたのがまずかった。そして計算がダラダラするのでなく、これはもう公式一発で済むはずで、それがやっと見えた。そうなるとあとは、瞬間の計算で終わるはずで、一気に終了した。このあたりの終盤の加速感は好きだ。見えてきはじめると、まるで自分の頭で計算しないように、計算ができる。凄く気持ちいい。

流体導出で気になっていたことが無茶苦茶クリアーになったのもうれしい。結果は昨年と同じで、計算方針は本郷=日高のもので、僕がしたのは、その方針で具体的に昨年の結果を出せることを確認するだけだけど、そこにでてくる式は明らかに次の世界にいけることを言っている。よし、研究しよう。(重い報告書は今日もとりかかれていない。軽い諸案件はやったが。)