水曜日

朝、用件をパパッと済ませて、根本くんの講義に。大偏差原理はおおらかにはやっているが、理解の精度が甘く、設定された条件に対して何が言えるか...について理解していないので、特に前半の基礎的部分について講義を受けたかったので参加した。僕は全く知らなかった話で、面白かった。(物理として何を言っているのかもうちょっとレベルをあげたいが。。)[指導教員モードでは、そういうのりで講義をするなら、前提と結果を明示的にした方がいい、、と言いたくなったが、ノートゼロで(僕が参加しなかった)午後も含めて黒板で説明するのは素晴らしいだろう。(僕が同じことをやったらノートゼロでは2時間くらいが限界かな。1日かけた講義ならノートは多分前におくと思う。頭にロードしきれない。1日くれれば、1日分のロードができるかもしれないが。。]

午後、複数の案件をやって、今日は時間を間違えずにセミナーに出席した。橋本さん。。そろんセミナーだが、対象はmagneter で、現象のエッセンスは統計力学。その対象にとってよい話かどうかは僕には分からないし、考えている系(lagragian )で本当におこるかどうかも僕には感覚がない。しかし、そこで主張されている機構がありえるかどうかはそのモデルと関係なく検討されうる話だと思う。僕には経験がないことが起こるということをいっており、第一印象的には、ありえない。しかし、ないことの証明ができるわけではない。説明されていることが起こりうる模型をあれこれ頭をくってみたが、全く非自明に見える。でも、そういう機構について想像するのは、すごく楽しい。

日々の生活の背景で議論されている現象も、実験が先だけど、普通にはありえないようなことが起こっている。その機構の理解について積み重なってきているが、ありえなさ感は全然とれない。これもすごく楽しい。